
TOEICのテストはそこそこ取れるのに、英語を話すのは苦手。オンライン英会話では全く言葉が出ずに、会話が怖くなった。単語や文法もいいけど、スピーキングの勉強をしたいな。
そんな悩みに答えます。
本記事の内容
- スピーキング練習向けのスマホアプリ 3選
- 瞬間英作文で、「日本語→英語」をスピードアップ
私はTOEIC820点を取得していますが、いまだに会話が苦手です。
以前、外国人が多い職場で仕事をしていたこともありますが、その時はほとんどチャットで過ごしていました…。
スピーキングの訓練をする必要性を感じ、始めてみて効果があると感じたのが瞬間英作文。
頭で思ったことを、すぐに英語に変換する訓練になります。
英語の勉強はほとんどスマホアプリという私が、簡単なフレーズで英作文の練習ができる「スピーキング上達のためのアプリ 3選」を紹介します。
自分で作る瞬間英作文
こちらの書籍「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」はよく売れてますよね。
今回紹介するアプリはこの人気書籍のアプリ版ではないのですが、コンセプトは同じです。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」で証明されているように、瞬間的に英作文を作るのは、英語を話す練習としてはとても有効です。
使い方
簡単な文章が表示されるので、自分ですぐに英作文します。
その後、数秒おいて英文の音声が流れます。
答え合わせと音声の確認をします。
例文の種類も豊富にあり、様々なシーンに対応しています。
日本語→英語の順番で、自動で次のフレーズに進んでくれるので、通勤中にも「ながら勉強」ができ、とても助かります。
さらにこのアプリのいいところは、自作の英作文を保存できるところ。
単語帳みたいに、オリジナルの「英作文帳」が出来上がります。
しかも自分で追加したものなのに、音声の読み上げもしてくれます。
映画やドラマなどで出会った気の利いたフレーズも、一度このアプリに取り込んでしまえば覚えたも同じ。
繰り返し口に出すことで、一瞬で出てくるようになりますね。
しかも無料。
広告の動画を視聴する必要があり、広告を外すためには課金する必要がありますが、それほど煩わしいものでもありません。
無料なのにかなりのボリュームです。
難点を言えば、音声が機械的なところ。
いかにも「自動読み上げ」という感じですが、まあそこまで気にはなりません。

これって、英語脳を作るのに逆行していない?
確かに、「日本語で考えて英語に翻訳する」のは非効率、と考える人もいると思います。
でも個人的には、瞬間英作文は必ずしも英語脳を作る作業と逆行していない、と思っています。
これってすでに英語のフレーズを覚えているからです。
決まったパターンの英語のフレーズを覚えておけば、ペンが鉛筆に変わっても「This is a …」までは覚えているので、pen を pensil に変えるだけです。
変換のスピードが早くなるほど、「思ったことが英語ですぐ言えるようになる」ということですから、ある意味「英語脳」になっているとも言えますね。
接客英会話
さまざまな職業で使う接客用のフレーズが紹介されているアプリです。
使い方
日本語が表示され、「分かる」「分からない」のどちらかをタップするクイズ形式。
回答すると英文が表示されます。
難しい単語は使われていないし、例文が使用頻度の高いものばかり。
無料なのに例文の数もものすごくあるので、かなりおすすめです。

単なるクイズ? スピーキングの練習になるの?
クイズに回答するため、自分で英文を考えるのがポイント。
回答後に英文が表示され音声も流れるので、それに合わせて話すようにすれば、音読の練習にもなります。
お決まりのフレーズがすぐに口から出るようになれば、外国人と会話する場面でもすぐに話すことができますよね。
瞬発スピーキング
「瞬間英作文」みたいに、簡単な日本語を英作文するアプリ。
自分の発音が正しいかどうか、AIが判断してくれます。
使い方
短い日本語の文章が出てくるので、マイクを押して自分で考えた英文を声に出します。
このアプリがすごいのは、自分の発音をAIで判断して、○か×か採点してくれるところ。
はじめは×だったフレーズが、LとかR、THの発音などを意識すると○に変わってくれます。
きちんと認識されると充実感がありますよ。
その時にマイクのボタンを押しながら話すので、内容と発音をチェックしてくれます。
発音が正しくないと、間違って音声認識されているのが字幕でわかります。
はじめは全然違う単語に認識されていても、正解の英文が読まれるのを聞いて、もう1度チャレンジできます。

AIの音声認識って正確なの?
はじめは音声認識だから、ちゃんと認識されるのかな? と思ったりしました。
日本語でもSiriが正しく認識しないことも度々ありますから。
でも大丈夫。
「スマートフォンの音声認識で理解される」=「外国人に通じやすくなる」
ということは言えますよね。
なるべく機械が認識しやすいように気をつけて喋るように意識しましょう。
結果的にそれが「伝わりやすい英語」になるはずです。
まとめ
スピーキングの練習におすすめのアプリ3選
- 自分で作る瞬間英作文
- 接客英会話
- 瞬発スピーキング
どれも無料で、スピーキングの練習ができるアプリです。
内容も充実しているし、発音のチェックなどもできるので、ぜひ試してください。